(2023年8月17日作成)

結論:税務調査は7月~12月に多いと言われています

・女性の元国税調査官I・Mさんの書籍には、7月~12月が税務調査の最盛期、4~6月は調査期間が短くて済みそうなものを選ぶとの記述がありました。
・ネットの情報では、4~5月及び7~12月が多いとの記述がありました。

税務署の人事異動決定が6月にあるので6月末が区切り7月開始

まず、税務署の人事異動が6月にあるということが事前知識として重要かもしれません。税務署の事務年度は7月から始まります。

女性の元国税調査官I・Mさんの書籍より

7月~12月をナンジュウニ、1月~2月15日をカクシンマエ、2月16日~3月15日までをカクシンキ、3月16日から3月末までをキゲンゴ、4月から6月をヨンロク、と呼ぶ。ナンジュウニは期間にすると6か月あり、調査の最盛期である。ヨンロクは3か月しかないので調査期間が短くてすみそうな事案をあてる、との記述がありました。

ネットの情報

・4月から5月、7月から12月、が多いとの記述がありました。
・税務調査のピークは毎年8月のお盆休み明けから11月中旬までの時期、との記述がありました。

お盆と税務調査

ネット情報によりますと

・税務調査は、相手(納税者)のある業務であり、この盆の時期に税務調査を行うのは常識的ではありません。
・このお盆の時期に、税務職員のうち窓口担当を除いた多くの職員が、夏季特別休暇3日+年次休暇2日の合計5日間の連続休暇(月~金)を取得し、前後の土日を合わせて9連休をとります。

との記述がありました。

以上より、お盆に税務調査は無いようです。

年末年始と税務調査

ネット情報によりますと

・年末年始の時期は、さすがに税務調査もありません。
・税務署や国税局の御用納めは、毎年12月28日ですが、実際に調査官が調査現場に出るのは12月の中旬頃までです。

との記述がありました。

まとめ

お盆明けの8月中旬から12月中旬が実質的な税務調査の最盛期と考えられます。

過少申告かつ偽りその他不正の行為、隠ぺい仮装に心当たりがある方で調査通知があった方、あきらめないでください、調査通知後から調査日の前日までに自主修正申告をすれば重加算税を回避できることが国税通則法第68条1項に定義づけられています!(こちらの解説ページをご参考ください)

税務署から電話があっても慌てないでください!調査開始前であればまだ対応策は残されております。弊所にご連絡ください!