調査日までに事前自主申告を間に合わせる大変さについて解説します
(2026年1月6日作成)
結論
3週間程度で最大過去5年分の所得税申告書及び消費税申告書を作成することは相当大変です。
個人事業主の場合を以下で解説します。
事前自主申告5年分の場合は複数人で対応して20日程度は必要となります
弊所におけるタイススケジュールは以下となります。
聞取りに基づいた資料の整理を最大5年分→複数人で手分けして6日程度かかります
整理した資料からの損益の計算を最大5年分→複数人で手分けして6日程度かかります
整理した資料からの消費税の課税不課税や税率の判断を最大5年分→3日間程度かかります
消費税申告書の作成及び所得税申告書の作成を最大5年分→3日間程度かかります
全ての見直しと提出を最大5年分→1日程度かかります
まずは売上を集計することから始まります
弊所の経験上、売上金は通帳に入金されているケースがほとんどです。通帳における売上金がどれかをメモ書きいただいてそれを最大5年分集計することになります。
レシートはごちゃごちゃの場合がほとんどです
レシートについては現金払いのレシートとクレジットカード払いのレシートが混ざっている場合も多く、まずはそれを分けることから始まります。そして、年度別、月別、日付順に集計します。
クレジットカード払いは明細から計上します
クレジットカードは明細を利用しますが、消費税仕入税額控除計算においては基本的にレシート領収書のチェックが必要となります。この仕入税額控除計算のためのレシート領収書チェックが相当大変なものとなります。
銀行口座からの振込払いは通帳のメモ書きを頼りに計上します
通帳の摘要には相手先の明記があることが多いですが、勘定科目やインボイス番号の有無などは聞取りや資料の収集が必要です。
整理した資料を複数人で会計ソフトへ入力します
整理した資料を正確に会計ソフトへ入力していくことにより損益を計算します。消費税仕入税額控除計算が必要な場合には課税、不課税、10%、軽減税率8%などの正確性も求められます。正確に入力すれば会計ソフトの消費税計算機能により消費税額を算出可能です。
所得税を計算してすべてを見直します
所得税計算ソフトを使用して所得税を計算します。これですべての計算が完了しますが、何か大きな見落としが無いかどうか、何度も見直します。
調査日の前日までに郵送で提出します
印刷漏れが無いように決算書及び申告書を印刷します。調査日の前日までに郵送手続きを間に合わせなければなりません。
まとめ
調査日までに事前自主申告を完了させるために昼夜を問わず作業することは相当大変です。税務調査専門税理士にまずはお問合せすることを推奨します。
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この記事の監修者

- 税務調査専門税理士
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プロフィール
近畿税理士会上京支部
登録番号128205
税務調査案件を全国対応している税理士
事前自主申告による税負担の軽減に全力を尽くしている
これまで多くの税務調査案件を早期解決に導いてきた
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